〜心と体の健康を求めて〜 特定非営利活動法人　栄養衛生相談室 第8回 講演会

子供たちの食事

女子栄養大学教授　足立　己幸

　世界情勢がめまぐるしく変化する昨今、私たちのライフスタイルも急速に変化してまいりました。便利すぎる生活は、一方で子供たちの心や体に何かしらの影響を及ぼしているのではないでしょうか。
　食生活においては、朝食欠食率の増加や、ファーストフードや加工食品に頼った食生活による生活習慣病の増加と低年齢化、味覚の変化も指摘されております。
　現在の子供たちの食生活を検証し、健やかな心と身体の成長のために、いま何が求められているのか皆様とともに考えてみたいと思います。

足立　己幸  女子栄養大学教授

人々がそれぞれの生活の質（Quality　of　Life）の向上につながるような望ましい食生活やライフスタイル、

さらにはそれらを実践しやすい食環境（フードシステムや栄養・食情報システム）について、階層的・構造的に

明らかにすることを目指し、食生態学という栄養学の中でも新しい領域を構築。国内外で実践中。

日本生活学会長，日本健康教育学会理事，農水省畜産振興審議会委員，味の素食と健康国際協力

ネットワーク代表などを務める。

主な著書：『知っていますか　子どもたちの食卓』『６５歳からの食卓』　NHK出版

          『栄養の世界探検図鑑』大日本図書　他多数