〜心と体の健康を求めて〜第１２回　講演会

特定非営利活動法人 栄養衛生相談室　

遠くの感染症、身近な感染症

SARS、鳥インフルエンザ、エボラ出血熱　・・・・　世の中には次々 と新しい感染症が出現します。 当会の理事である竹田　美文先生は長年にわたる医学教育と 研究功績が高く評価され、今春の叙勲に際し、宮中において端宝 重光章を受賞されました。 先生は、当NPO法人設立の発起人のお一人でもあり、このたびの受賞は 栄養衛生相談室とりまして無上の喜びです。 　今回の講演会では、先生の受賞を記念して、皆様に分かりやすく感染症についてお話いただきます。私たちは毎日の生活の中に潜む感染症にどのように注意したらいいのでしょうか。竹田先生のお話をうかがえるまたとない機会でもあります。 ご一緒に感染症についての理解を深めましょう。

講師ご紹介 　竹田　美文　（医学博士）
1960年 大阪大学医学部を卒業。東京大学医科学研究所教授を経て、1989年 京都大学医学部教授となる。
その後、国立国際医療センター研究所所長、国立感染症研究所(旧国立予防衛生研究所)所長、 実践女子大学生活科学部教授を歴任されました。同時に日米医学協力研究委員会委員長、科学技術振興事業団「さきがけ研究21」研究領域統括などを務められている。 この間、コレラ菌、毒素産生性大腸菌、腸炎ビブリオなど、一貫して腸管感染症細菌の産生する毒素の研究を行い、その成果に対し、この領域の再高の名誉である小嶋三郎記念文化賞、武田医学賞、日本細菌学会浅川賞を受賞され、わが国を代表する微生物学者である。 その他 公衆衛生審議会委員、厚生科学審議会委員、国際微生物学会副会長、ＷＨＯ下痢症ワクチン部会運営委員、国際感染症学会理事、日本細菌学会理事長、日本熱帯医学会理事長、日本食品微生物学会理事長などを歴任された。